みやおふとん店 ★☆睡眠GOODブログ☆★

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仕事

工場の清掃

今年も残すところ2日となりました。

暖かい穏やかな年末です。

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仕事も穏やかで困りますが・・・ 泣く

今日は1年間ご苦労いただいた工場の掃除をしました。

カード機というメインの機械には細かい針が張られた大小のローラーがあります。

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このローラーに付いた小さな綿の種やゴミを専用の道具で取り除いていきます。

それと機械と機械をつなぐ配管の上に溜まったホコリをコンプレッサーで吹き飛ばし

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大型の集塵機の中も掃除をしました。

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この集塵機のお陰で割と工場内は綿ボコリが軽減されています。

この集塵機は家庭用の掃除機と同じで中には大きな筒状のフィルターが何本か入っています。

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そのフィルターをひとつづつ棒で叩いてフィルターの内側に付いた細かいホコリを落としました。

これで本年の工場での仕事は終了です。

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来年も大きな故障や事故がないようシッカリ働いてもらいたいものです。

機械のメンテナンス

今日も午前中は工場で打直しをしていました。

いつものように仕事が終わって機械の電源を切ると機械は惰性でユックリ回りながら止まるのですが、止まる間際にキュルキュルと擦れるような音が聞こえました。

今日だけでなく先週あたりから聞こえていたので、メンテナンスをしなくてはと回転するたくさんの軸にグリスを注入しました。

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このグリスがベタベタしていて溢れ出たグリスを拭き取るウエスをたくさん用意して作業開始!

グリスを入れる専用の注入器を使ってひとつひとつグリスを挿していきました。

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このグリス作業が上手くいく時はいいのですが、差込口のニップルという部分にカチッとはまっていても向きがチョッとずれただけで脇からグリスが出てしまったりして・・・

そしてこのニップルも入り口が真っ直ぐ上を向いているものと、機械の形状で斜めに入り口が向いているのもあります。

この斜めのニップルがわりと入れにくい

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気が付くとこの斜めのニップルがどれも注入する機械が上手くカチッとはまらなかったので、ホームセンターに行って新しいのを買ってきて付け替えました。

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ニップルがあるところ全部にグリスを入れて作業完了

その後 機械を回してみると以前よりも音は静かになって、止まる寸前もキュルキュルと音がしなくなりました。

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何でもそうですが油がなくなると動きが悪くなるものです。

くれ過ぎもよくありませんが、その加減が機械の難しいところです。

まぁこれでまた暫らくスムーズに動いてくれると思います。

絎け専用ミシンの修理

ふとん作りで絎けの仕事で使っているミシンがこの所チョッと調子が悪かった。


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どうしても縫い始めが粗くなっていて糸調子を変えてみたりミシン油を何箇所かに注してみたりしましたがどうも良くなりません・・・

よく考えてみるとミシンの針を動かす黒い円形の下にある滑車とモーターの下にある滑車を連動しているオレンジ色のゴムが伸びてしまっていることに気が付きました。


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早速ゴムを外して修理を開始!

どれくらい伸びたかわからないので一旦切って、ふたつの滑車にキツク張ってみてから1cmほど短く切りました。


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次は再度このゴムを引っ付ければ完了ですが・・・

実はこのゴムがなかなか上手く引っ付かないのです。

ゴムの両端を火で溶かして着けるのですが、シッカリ引っ付いているようでも機械に着けようと伸ばした瞬間に離れてしまったりとかなり苦労をします。

それでも今回は1発で成功!!


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両側の滑車に掛けても離れずにキツク張ることができました。

縫い始めが粗くならないか試してみると見事に細かく縫い始めました。


これで修理完了!!

明日からまた順調に仕事をこなすことができます。

工場で新わた作り

台風が過ぎたら一気に寒くなりました。


今朝などはストーブを出したいくらいでした。


本格的に寒くなったからか打直しの注文や問い合わせの電話が来始めました。


今日は新しいふとんの注文に備えて工場で新わた作りです。


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まずはシードコットンと呼ばれるインド綿を5?


その上にテイジンのポリエステル綿を1?


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そのまた上にメキシコ綿を1?重ねて作業開始


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大型の開綿機という機械で綿を細かくして綿に入っている種などを取り除き綺麗にしていきます。


その綿が更に前切りと呼ばれる機械に入ります。


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こちらの機械には5mm程度の三角に尖ったトゲトゲが巻き付いた太鼓状の物が高速で回転しています。


その機械で綿が削がれるようにしてより綺麗な綿になっていきます。


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次にメインのカード機(流綿機)と呼ばれる機械を通って紙のようなシート状の綿になって大きな太鼓状の機械に巻きついていきます。


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紙状の綿が重なり合って約3.75gの重さになると切断されて1枚の綿になって次の機械へ


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90cm×180cmくらいある綿をこの機械で畳んで1枚の小さな綿になります。


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最近は羽毛ふとんに押されてはいますが、まだまだ綿わたのふとんも当店のお奨め商品です。




自社製の新わた作り

今日は自社工場で新わた作りでした。


インド綿のシードコットンに東レのポリエステル綿を混ぜた綿混わたを作りました。


こちらがインドから海を渡って横浜港そして当店に来た原綿です。


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ギュウギュウに圧縮されていて160?ほどの重さがあります。


この原綿をいくつかの機械にかけて綿へと加工していきます。


まずはスーパークリーナーという機械で綿に入った塵や種などを落とします。


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次に荒切りという機械で更に綿を綺麗にします。こちらが機械の下に削ぎ落とされた綿です。こうしてより綺麗な綿へと加工されていきます。


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メインのカード機で最終的に綿をシート状にして最終工程に入ります。


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畳1畳くらいになったシート状の綿が40cm四方くらいの大きさに畳まれて1枚1枚袋に入れて10枚入れたら紐で縛ります。




今日もフワフワのとても綺麗な綿が出来上がりました。


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こちらの新わたを入れて当店自慢の手作りふとんが出来上がる訳です。
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