I 様からのご注文いただいたふとんの製作です。

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I 様はベビーふとんを4組と掛ふとんなどを出され、その綿を打直して作りました。

I 様が持ち込まれたフクレと呼ばれている茶色の八端判サイズのザブトン生地5枚と、我が家の銘仙判サイズの生地で10枚と長ザブトン4枚

生地を裏返した状態から綿を張っていきます。

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綿は工場のカード機で繊維を一方向に揃えるため

張る時はその方向が交差するように重ねていきます。

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綿が張り終わったら生地よりやや内側に折り込んで角を作ります。

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まず左側の角を

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次に右側の角を作ります。

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最後にかぶせ綿という綿をのせて綿作りは終了です。

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次に裏返しになっている生地の開いているところから生地を綿に被せるようにして綿を生地の中へ

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シッカリと奥まで生地に合わせて入れていきます。

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ここからが重要な作業で四隅の角出しです。

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この看板に恥じないような仕事の見せ所

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あとは開いているところの生地を縫い合わせます。

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次に”のしつけ”という生地に綿を馴染ませる作業をして

角の房とザブトン中央の綴じという十字に綿を留める作業をして出来上がり!!

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ザブトンミニ知識


Q : ザブトンって正方形ですよね?

A : 違います。 銘仙判 55cm×59cm 八端判 59cm×63cm

Q : ザブトンの向きってあるの?

A : あります。生地が縫い合わせてない輪の部分が一方向だけあります。

   その部分を座る前の方にします。